今朝も少し冷える外気の北寄りの風が吹いています。昨日よりも若干サイズアップしてエキスパート用のブレイク。
肩頭サイズのテイクオフから激ホレ!風が北〜北北東のサイドオフでちょいまとまりにかける早めなブレイク。ストレートオフになったらゴージャスバレルもありそう!だけどストレートオフにはならなそう笑 今日は大橋カイト、村上シュン率いる湘南チームが貸切ゲットウェット〜
今日の北東系の風に強く、JPSAコンテストも開催される鴨川のメインビーチ、マルキポイントこと東条海岸のビーチフロントショップ『TSF』さんに新作のご説明。TSFオーナーの辻さんはサーフボードビルダーを目指して10代の頃から鴨川アウターアイランドにてグラッシング、サンディングの修行を積み、20代でワーキングホリデーを利用しオーストラリアへ渡航。オーストラリアでも’EDGE Surfboard”のラミネートから仕上げを担当し、本場オーストラリアの本物の技術を鴨川に持ち帰るとまさかのアウターアイランドは燃えて無くなっていた…。そこから自身のブランド『ツジサーフボード』を立ち上げファクトリーでシェイプ、店頭販売のショールームを構えマルキの老舗ショップとして地域に根付いた経営をしています。
実は辻さん、鴨川で初めてWESTを着た人物でもあります。笑 アウターアイランドの下積み時代にWESTSUITSが立ち上がり、スタッフ用のテストスーツとして辻さんに制作したウェットがファースト鴨川ウェストスーツ。もう40年近くWESTSUITSを愛用していただいてます! 辻さんが作るボードは非常にユニークなものが多く、「ロッカーのない板はどうなるか?」「アウトラインのない板はどうなるか?」「コンケーブがなかったら?」など、一般の人が抱く単純な疑問を自身のハンドシェイプ理論で実際に形にして乗っているので、昨今のデータ理論では解明できないサーフボードの不思議な話を教えてくれます!またサーフィン見たことある人のボードしか削りたくないってところも職人気質で最高!! 自分の思い描くこだわりのサーフボードが欲しい方はTSFに通ってみることをお勧めします。